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秩父鉄道株式会社(ちちぶてつどう)は、埼玉県北部に路線を有する鉄道事業、不動産業、観光事業を行う日本の会社である。本社は埼玉県熊谷市に所在する。 == 概要 == 埼玉県北部を東西に横断する秩父本線(秩父線)と、貨物線である三ヶ尻線の2路線を保有・運営している。長瀞渓谷や宝登山を中心とする長瀞の観光開発を行ってきた会社でもあり、直営の「長瀞ライン下り」は大正時代からの歴史を有する〔秩父鉄道・長瀞ライン下り - 皆野町観光協会〕。 過去には、乗合バス、貸切バス事業、索道事業(三峰ロープウェイ)も行っていた。バス部門は秩父鉄道観光バスに分社している。三峰ロープウェイは廃止になっているが、子会社の宝登興業では現在も索道事業(宝登山ロープウェイ)を行っている。 太平洋セメントが筆頭株主であり、同社の前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を運ぶ貨物輸送が盛んである(「諸井恒平」を参照)。 鉄道事業者では唯一のJASDAQ上場企業(証券コード : 9012)である。 会社の略称として「秩父〔ヲキ・ヲキフ100形貨車では、社紋の下に「秩父」である。〕〔秩父鉄道が発行している沿線情報誌「秩父鉄道ニュース」は、以前は「秩父沿線ニュース」という名前であった。現在もパンフレット等で「秩父沿線」という表現が使われている。〕」「秩鉄」「ちちてつ〔例として、公式通販サイト名が「ちちてつe-shop」である〕」「CTK〔急行用の6000系電車には、乗務員室近くの車両側面に「CTK」と描かれている。〕」(C.T.K.〔100形電車には車両側面に「C.T.K.」と描かれており、保存車両を三峰口駅の鉄道車両公園で見ることができる。〕)が用いられることがある。しかし、駅での案内表示では「秩父線」や「秩父鉄道」が使われており、略称はあまり使われていない。 社紋は「上」の文字6つを円形に並べたものであり、「上武」を意味するとされる。上武鉄道として設立された時に作られたもので、秩父鉄道に改称した後も引き続き使われている。〔秩父鉄道110年の軌跡 (秩父鉄道)〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「秩父鉄道」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chichibu Railway 」があります。 スポンサード リンク
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